ホームケア

2019-02-16

まず、頭皮に残る皮脂を溶かして落とすことから

あぶらは「油(あぶら)」、「脂(あぶら)」で大きく2つに分類されます。

私たち人間の体から排出される「あぶら」は脂肪分が含まれる皮脂で後者の「脂(あぶら)」です。

「油(あぶら)」が液体なのに対して、「脂(あぶら)」は、牛脂、ラード、バターなどと共通して常温では固形です。

各「脂(あぶら)」によって、溶けはじめる温度は異なりますが、皮脂は34℃〜38℃で溶け始めます。

皮脂は体内では液体ですが、毛穴から体外へ排出され外気に触れることで固体へと変化します。そもそも皮脂は肌の乾燥防止や細菌やウィルスが体内へ侵入することを防ぐ、バリヤ機能があるため必要です。ただし、表皮(頭皮含む)に付着した皮脂は適度、適切に除去しないと、付着した皮脂が酸化を始め、匂いや雑菌の餌となり様々なトラブルをひき起こします。

そこで、シャンプーをする前の「お湯流し(プレーンリンス)」が大切です。

固まった脂に洗剤(シャンプー)を着けて擦っても、落としきることは出来ず、やみくもにゴシゴシすると摩擦で肌は硬くなり、髪のキューティクルが剥がれ、健康な頭皮や髪でなくなります。

シャンプーをする前に、38℃程度のお湯で、2〜3分かけ固形化された皮脂を丁寧に溶かし流しておくと、次に使うシャンプーで綺麗に落としきることが出来ます。但し毛穴の奥に残る皮脂は通常のシャンプーでは落とせないため、マッサージ技法を使って、取り出すことになります。(サロンではヘッドスパメニューに当たる)

毛穴が脂で詰まったままでは、シャンプー後に使用する化粧水や美容液、育毛剤等を浸透させることが出来できません。

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多くのお客様がご愛用いただいている「ミルボンAujua(オージュア)」のヘアケアシリーズの効果を100%発揮させるためにも、まずは毎日のご家庭でのお手入れでシャンプー時の物理的な地肌や髪への負担を軽減するため、頭皮に残る皮脂をお湯で溶かし、除去していただいと思います。

2〜3分の一手間ですが、毎日の積み重ねが数ヶ月後に大きな差となります。

「一年中ずっとキレイはもちろん、生涯をずっとキレイでお過ごしいただきたい」という想いからのご提案です。

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