ホームケア

2020-01-28

シャンプー剤をつける前が大切

 シャンプーで髪をゴシゴシと洗ったり、揉んだり擦ったりする行為で「髪はダメージします」。

 そもそも、丁寧にお湯(38°C程度)で流すことで、ほとんどの汚れは落とすことができます。一部の皮脂やスタイリング剤の油分を落とすためにシャンプー(洗剤)を使うことになります。
 現代の日本人は、毎日シャンプーするという世界的に見ても特殊な文化です。(毎日するのであれば、日本人に合わせて製造された穏やかな洗浄力のシャンプーを使用しなければダメージ)
 朝、晩シャンプー(1日2回以上)する行為は避けることがマスト。(朝の寝ぐせ直しは、お湯で流すだけで良い)
 適度な皮脂はバリア機能で頭皮を保護してくれているので、過度に洗い落とす行為はトラブルのもとです。

タイトルの通り「シャンプー剤をつける前」のコツ
1.ブラッシング(乾いた状態でクッションブラシを使い、髪のもつれや頭皮皮脂などを浮かせる(もちろん優しく)
2.頭皮からお湯(38°C程度)を、2〜3分間かけ、まんべんなくたっぷりと行き渡らせる。

 ここができれば「プロフェッショナル同等のヘアケア」です。
 あとは、シャンプー剤を手で泡だてから頭皮を優しくマッサージ。(爪を立ててゴシゴシ洗いはアウト)
シャップー(洗剤)が頭皮や髪に残らないよう丁寧に流す。

 目的に応じて、トリートメントやコンディショナーをし、お風呂から出たら出来る限り早急にヘアドライヤーで乾かす。(保護剤併用がベスト)

 いくら高級なシャンプーをご使用いただいても、お手入れの方法が間違っていれば効果は薄くなります。
ずっと「きれいでみずみずしい、美しい髪」でいていただきたいと思います。

 関連記事(2019年2月)「まず、頭皮に残る皮脂を溶かして落とすことから」https://re-remix.jp/archives/17754

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